正しくお手入れをしましょう。
以前、消費税が上がる直前にMOTOというブランドの革靴を買った話をしました。

コイツはきっと、今後何十年も付き合っていく予定の相棒。
そのためには、お手入れが肝心であることは言わずもがなです。
モトのコードバンは、他のブランドのコードバンに比べてお手入れは楽チン。
しかし、そういって気を抜いていては後で痛い目を見ることになります。
ということで、そこはさすがの神経質男子。
購入する際にケアについて店員さんを質問責めにしました。
陰キャ特有のキョドり早口で責めあげたのですが、丁寧に教えて頂きました。
本当にありがとうございます。
そんな訳で今回は、

店員さんに教えていただいた、MOTOのコードバンのケア方法についてまとめました
という趣旨のお話です。
ソールはラバーを張ると良いでしょう。
MOTOのソール(靴底)はレザーソールを採用してます。
靴底も革製なんですね。
ちょっと良い革靴だと結構よく見る作りなんですが、カジュアルな靴がメインの方だと、もしかしたら馴染みがないかも。
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新品のレザーソールはこんな感じでツルツルしてます。
メリットとしては、
- 靴が蒸れにくい
- 耐熱性
- 見た目がオシャレ
などなど。
その反面、履き始めはツルツルしてるので滑りやすいというデメリットが。
ぼくもレザーソールの靴を履いていたことがありますが、雨の日とかなり滑りますね。
それで何度も転けそうになることがありました…
それを防ぐにはどうするかと言うと、ラバーソールを貼るのがオススメです。
ちょっと汚くて失礼。
ラバーを靴底に貼り付けることで、グリップが効いて滑らなくなります。
滑らなくなるだけでなく、ソールの持ちが良くなる等のメリットも。
逆に、レザーソールの風合いや見た目が楽しめなくなっちゃいますけどね。
これは個々の好みの問題ですが、MOTOは公式でラバーを貼ることをオススメしてます。
価格はお願いする場所にも依りますが、おおよそ¥3,000程度。
転けて怪我したり、靴に傷が入ってしまう危険性を考えると、ぼくは安いと感じますね。
そして、ぼくの場合はラバーだけでなく、更にスチールトゥを付けて強度アップしてます。
ちょっと汚くて失礼。
つま先は履き込んでいる内にいつの間にか削れている部分ですね。
意外と早く削れるので、気付いたときには修理が必要、なんてことも。
ラバーソールを貼っておけば削れにくくはなりますが、スチールトゥを付けることで耐久性は一層アップ。スチールトゥは1回付けてしまえば、次にソールを丸ごと修理するまでくらいは保ってくれます。
そんなスチールトゥは、店舗にもよりますが大体¥5,000くらい。
初期費用はかかってしまいますが、つま先を気にしなくていいという精神的負担を軽くする意味でも、高くない投資だと思ってます。
保湿はコロニルのクリームがオススメでしょう。
モトの革靴に限らず、レザー商品の風合いを楽しみたいなら保湿ケアは必須です。
MOTOのコードバンにおいては、コロニルのシュプリームクリームデラックスがオススメらしい。
このクリームは、モトの革靴を買う前から愛用していたもの。
一つ記事を書いてしまうほどにお気に入りです。

シュプリームクリームデラックスは色付きも用意されてますが、無色のものがオススメだそうです。
(他メーカーのクリームも同様)
理由を伺ったところ、モトの革靴は手染めで染色をしているので、色付きクリームだと手染めの風合いが損なわれるからだそうな。
まだ、MOTOは手染めの補色サービスを行っています。
手染めだと、履き込んでいく内に色が落ちてくるので補色するのが良いんですね。
ここで色付きのクリームを入れていると、発色が変になってしまうことがあるらしい。
ちなみに、手染めの補色は無料でやってくれてます。
無料と聞いて、最初は耳を疑ったものです。
MOTOというブランドの懐の広さが為せるものでしょうね。
惚れ直しました。
防水スプレーはこちらが良いでしょう。
MOTOのコードバンは、多少の雨なら履いても問題ないという、とっても魅力的なポイントがあります。
とは言え、防水スプレーで予めケアできるなら、しておくに越したことはないですね。
というわけで、店員さんに防水スプレーのオススメを伺ったところ、コロニルの防水スプレーがオススメとのこと。
他のメーカーで選ぶとしたら、シリコンが入ってないものが良いそうです。
ちなみに、同じコロニルの防水スプレー、プロテクトスプレーとの相性は分からないとのことでした。
コロニル 防水スプレー 1909 シュプリームプロテクトスプレー
ブランド側で推奨している「ウォーターストップ」を使うのが無難ですね。
シューキーパーはこちらがオススメでしょう。
靴の皺を伸ばしたり、形崩れを防ぐのに欠かせないシューキーパー。
しかし、ただ入れておけばいいわけではないんです。
サイズを合わせないと、逆に靴に悪いんですね。
そこでどんなシューキーパーが良いのかも聞きました。
(本当、色々聞いちゃってすみませんの感情はある)
オススメは、Brigaのオックスフォードタイプのシューキーパー。
BRIGA シュートゥリー/シューキーパー Oxford Type メンズ
具体的な商品名を出して貰えるとは思っておらず。
ブランドでオススメしているものなら間違いない、ということで購入しました
MOTOの革靴サイズは2で、
シューキーパーはLサイズを購入しました。
良い感じのフィット感で気に入っています。
革靴と、清い付き合いをしましょう。
持ち前の神経質さが爆発して、購入時に色々教えてもらったことをまとめました。
MOTOの革靴に限らず、革靴のケア方法は、基本的に店員さんに従うのが間違いないとは思います。
しかし、革靴のお手入れの楽しさは、自分の方法を模索できることにもあると思っています。
実際、ぼく自身も、無色のクリームではなく色付きのクリームを入れたりしてみました。
先述の通り、MOTOでは無色のクリームがオススメされています。
しかし暗めの色にしたい欲求に勝てず、このような所業に至ったわけです。
その結果はどうかと言うと、個人的には結構満足でした。
少し暗めの色になって、好みの仕上がり。
色々教えて頂いた店員さんに後ろめたさを感じつつも、自分なりの方法でいい感じに仕上げられた嬉しさ。
でも、Twitterで色々教えていただいて、これからのお手入れはどうしよっかなー、と考えてるとこです。
そうやって、革靴との付き合い方を考える間もすごく楽しいもの。
スニーカーなどの靴には無い、革靴の魅力の一つだと思ってます。
今後も、色々考えながら、MOTOとの清く正しい交際を続けて参ります。

以上です。
ご覧いただきありがとうございました。
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