なゔメモ

「ストレスなく、正直に暮らす」をテーマにした、アラサー神経質男子の服と革靴と暮らし。

アナトミカのシングルラグランコートを買いました。

なゔです。
今回は、

「アナトミカ の名作、シングルラグランコートを買ったから自慢したい」

という趣旨の話です。

初売り。(もう2月)

2020年になったかと思えば、もう2月になっちゃいましたね。

というわけで(?)初売りに出かけた時の話をします。(当ブログはマイペースが売り)

初売りセールは浮き足立った街の雰囲気も合間って、財布の紐が緩くなりがち。

買い物し過ぎた、なんて言うのはもはや予定調和の悲鳴です。

そしてかく言うぼくも、緩めるどころか、財布の紐をぶった切る心持ちでした。

その様子は、もはや蛮族さながら。
雄叫びを上げながら初売りの陣へ出征です。

と、威勢良く行ったはいいものの。

蓋を開けてみれば、購入たのはたった一着の服でした。

しかし、その一着は、ぼくにとってあまりにも特別なもの。

まさに2020年の幕開けに相応しい一着。

アナトミカのシングルラグランコートを購入したのでした。

 

シングルラグランコートの魅力。

まずは、アナトミカというブランドについての軽ーい説明から。

アナトミカは、もともとパリのセレクトショップ。
その後オリジナルレーベルを設立・ブランドとして現在に至ります。

いわゆる「アイビー」だとか、「トラッド」と表現されるような、大人な雰囲気が得意なブランド。

ただ、その分、価格も非常に大人なんですけどね...

 
 
 
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アナトミカはその歴史も長く、ブランドの顔とも言える定番アイテムが多くあります。

そんな多くの定番アイテムの内、ぼくが購入したのが"シングルラグランコート"です。

こちらは、パッと見は非常にシンプルでスタンダードな、ステンカラータイプのコットンギャバジンコート。

バーバリーのコートをベースに作られていて、非常にクラシックな仕上がり。

身長179cmでサイズ50を選びました。(XL相当)

価格も先にお伝えしてしまうと、なんとこの一着で13万円。

聞く人が聞けば、白目ひん剥いて意識を失う価格。
「服一着にそんな値段…」と、ドン引きする方もいらっしゃるでしょうか。

しかし、今このコートは、確かにぼくのワードローブに鎮座しております。

勿論、ぼくの頭が突然おかしくなってその金額をレジに叩き付けた訳ではありません。
このコートにそれだけの価値があると判断した結果です。

価格にドン引きして、先ほど意識を失った方にも「こんな魅力的なら、この値段でも仕方ないね」と納得してもらいたい。

ぼくが、このコートのどこに魅力を感じて、レジにお金を叩きつけるほど惚れ込んだのか。

それを、これから熱弁します。

ギャバジン生地。

ギャバジンというのは、キツめに織って丈夫に作られた綾織りの布のこと。

キラキラした光沢とドレープ感があり、高級感を感じる見た目となっています。

また、非常に丈夫で、撥水性もあるという機能性も兼ね備えています。

そんなギャバジン生地は、まさに大人が着たい上質な洋服のイメージそのもの。

"ギャバジン"と聞くだけで反応しちゃうくらい、ぼくはこの生地が大好きなのです。

筒状に、一枚の布で作られた袖。

このコートの大きな特徴が、このコートの商品名にもなっている1枚の布で作られたラグランスリーブ。

ラグランスリーブというのは、首回りから脇にかけて袖の切り替えが無く、肩から袖まで一続きになっている袖のこと。

加えて、通常の服は2枚の布を縫い合わせて袖を作っているんですが、このコートは1枚の布を筒状にした造りになっています。

なぜこのような造りにしているのか。

それは、"落ちてくれる肩のシルエットの美しさを表現するため"が大きな理由なんじゃないでしょうか。

 

ギャバジンのドレープ感も手伝って、大きめのサイズ感でありながら上品で落ち着いた印象を受けます。

ここに縫い目があったなら、こんな綺麗な落ち感は再現できないことでしょう。

これこそが、肩肘を張らないゆとりある大人が着るべき服なんだと思います。

大きく取られたアームホール。

アームホール部分が大きめに取られているのも、こちらもこのコートの大きな特徴。
(アームホール=袖を通す穴)

このコートがジャケットの上に着用することを想定されているからだそうな。

おかげで、もはや定番となっているビッグシルエットなインナーも、気にせず中に着込むことが出来ます。

そして、ポケットに手を入れたときの、この袖の溜まり具合が非常にクール。

高級感あるギャバジンも相まって、見ているだけで垂涎もの。

着用したときの、服が自分を包み込んでくれるような安心感。

その感覚は、きっとこのコートに袖を通した人にしか分からない感覚ですね。

フワッと広がるAラインシルエット

横から見たときに、裾が外に向かって広がっていくような形になってます。

こんな感じのシルエットを、Aラインシルエットと呼ぶそうです。

トロみと落ち感のある服の生地も相まって、歩いたときにフワッと広がってくれます。

その様が、とても優雅で、惚れ惚れする美しさなんです。 

このコートを着て鏡を見たなら、その場でクルクル回転してコートの広がりを見たくなっちゃいます。

リバーシブルを選ばなかった理由。

そんな多くの魅力があるシングルラグランコートには、リバーシブルタイプも用意されています。


ANATOMICA アナトミカ リバーシブル チェック シングルラグランコート

裏地にチェック柄のウール生地が付いてます。

ネット上では、どちらかと言うとリバーシブルタイプの方が話題に上がってるようです。

確かに、季節によって表裏で雰囲気を変えられるのは嬉しい。

また、ウールの保温性の恩恵を受けられるので、真冬の寒さにも耐えられる機能性も兼ねています。

しかし、それらの魅力を感じながら、リバーシブルを選ばなかったのは、しっかりした理由があるんです。

ちなみに、お値段ではないですよ。(価格差は約4万円)

主に、次の2つのことを考えて、シングルタイプを選んだのでした。

1.リバーシブルは片面しか着ない。

これはアナトミカのコートに限った話ではなく、リバーシブルの服全般に言える話。

リバーシブルって、結局片面の生地しか使わないんですよね。

多分、リバーシブルの服を購入するときの思考って、「表地が好きだから買うけど、気分で裏地にも変えられて便利だな」といった思考になってるはず。

しかし、ぼくの経験上「あったら便利」は9割使わない。

じゃあ、もともと片面だけのものでいいじゃん、という考えに至るわけです。

2.ウールの保温性は不要。

平日は、駅から家までの間以外は室内で過ごす。
休日は、ほとんどお家に引きこもり。

そんなぼくの生活スタイルだと、寒空の下にいる時間がほとんどありません。

つまり、服の機能として保温性をあまり重視しないんです。

むしろ、暖房が効いてる室内だと、汗をかいてしまって逆に不快感を感じるほど。 

外に出て寒いと感じた時は、インナーダウンなどで調整する方が便利だし実用的だと思ってます。

あとは、ぼくの体質的な部分も大きいかと思います。(かなりの暑がりっぽい)

これは個々人で全く異なるので、このおじさんめっちゃ汗っかきなんやな、くらいに捉えてもらえれば。

3.手入れが面倒になる。

先述した通り、アナトミカのリバーシブルの裏地はウール素材。

ウールという素材は、手入れに気を遣ってあげないとすぐ傷んでしまうことで有名です。

そんなウールを裏地にしてしまうと、何が起きるか。

インナーに着ている服と擦れ合って、痛んでしまうのは想像に難くないですね。

アナトミカの店員さんにもその点伺ったのですが、やっぱりそこは気にした方がいいポイントとのこと。

 
 
 
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おそらく使わないであろう裏地に、そんなに気を遣いたくなかった、というのが正直な想いでした。

40年後のワードローブ。

新年一発目の洋服に13万かけるという、2020年のアクセルの踏みっぷり。

ただ、このコートは恐らく、ぼくの40年後のワードローブにも佇んでいるです。

コットンギャバジンという、とても丈夫な素材であること。
廃れることのない、クラシックでスタンダードな形であること。

このコートを手放す未来が全く想像できません。

今年は暖冬ということもあり、2月の寒さでもこのコートで全然耐えられてます。
加えて、もともとスプリングコートということもあり、今年はまだまだ出番はありそう。

 
 
 
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きっも今週末にも、このコートを靡かせて街を闊歩していることでしょう。

以上。

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