電動シェーバーがぶっ壊れた
ぼくは電動シェーバーの愛用者。
パナソニックのラムダッシュを使用し始めて丸5年が経ちました。
そんなある日のこと。
電源ボタンを押しても、充電器しても、ウンともスンとも言わなくなりました…
まじで困る。
こういった生活家電は、代替品やストックなんて家に用意しているはずもありません。
突然壊れると大変困りますね。
そんなわけで今回は

電動シェーバーを新しく購入しようとめちゃくちゃ調べたら、たどり着いたのはフィリップスでした
というお話です。
こんな条件で探していました
新しい電動シェーバーをお迎えする上で、募集要項は次の5つでした。
こんな感じ。
123は特に重視した点。
そしてこれくらい要求すると上位機種になっちゃうので必然的に5。
じゃあ、こんな条件に合致するのはどんなシェーバーなのか?
電動シェーバーの主要メーカーをそれぞれ比較することにしてみました。
各主要メーカーの良い点と微妙な点
軽く調べたところ、電動シェーバーでは次の4つのメーカーから選べば間違いないようでした。
もちろん、それぞれのメーカーで得意なことや苦手なことが異なります。
それぞれ調べてみたので、
ここで比較していきますよ。
ブラウン
ブラウンはドイツの家美容家電メーカー。
シェーバーでは往復式と呼ばれる方式を採用しています。
内刃が高速で往復してスライドすることでヒゲをキャッチ。
シェービングする時間も短く、深剃りしやすいのが特徴です。
ブラウンの良いところ | ブラウンの微妙なところ |
---|---|
往復式で深剃りに向いている | 肌への負担は大きい |
洗浄機がアルコール洗浄で 一番しっかり除菌できる | 洗浄機のサイズが大きめ |
カミソリの網目が特徴的で、 癖っぽいヒゲもしっかり剃れる | オイルを差す必要があるので ケアがちょっと手間 |
ブラウンのシェーバーの特徴も調べましたが、以下のような良い点・微妙な点があることがわかりました。
ブラウンは「弱点らしい弱点がない優等生」と感じました。
癖毛も対応しているので人を選ばず、
唯一のアルコール除菌洗浄で清潔に保てるのも嬉しい。
微妙な点も挙げていますが、
どれもシェーバーとして致命的なポイントにはならず、まぁ妥協できるかなと言った ところ。
シェーバーで迷う人は、
とりあえずブラウンを選んでおけば失敗は少ないんじゃないでしょうか。
パナソニック
これまで何年も使っていたパナソニックのシェーバー。
恥ずかしながらパナソニックのシェーバーにはどんな特徴があるのか知らないまま使っていたんですね。
シェービングの方式は往復式。
なので深剃りが得意ですね。
良い点と悪い点は以下。
パナソニックの良いところ | パナソニックの微妙なところ |
---|---|
往復式で深剃りに向いている | 肌への負担は大きい |
モーターに拘りがあり、 早剃りに強い | 内刃と外刃で交換年数 が違うため、管理が面倒 |
洗浄機が他メーカーよりも サイズが比較的コンパクト | オイルを差す必要があるので ケアがちょっと手間 |
ぼくがパナソニックのシェーバーに感じたのは、「早剃りの魅力よりも、替刃の管理の面倒さが目立つ」という点。
リニアモーターをウリとしているので早く剃れるのかもしれませんが、それが他メーカーと劇的に変わるとは思えないんですよね…
それ以上に、内刃と外刃で替刃の年数が違ったり、オイルを差す必要があったりと、管理が面倒臭すぎるのが気になりました。
(内刃=2年、外刃=1年)
「どうしても早剃りがしたい!」
という人じゃなければ、同じ往復式のブラウンを選ぶ方が良いかな、という感想でした。
日立
実は今まで、日立が電動シェーバーを作ってることを知りませんでした…
今回電動シェーバーについて調べる中で初めて知ったという…
最初は正直、ヨドバシカメラの売り場を見ても他メーカーに比べてシェアが少なそうだったので全然注目していませんでした。
ところが、少し調べてみると日立にしかない強みというのがあったのです。
それが、ロータリー式という日立が唯一採用しているシェービング方式。
内刃が円筒状で回転することでヒゲをキャッチして剃ってくれます。
「剃り心地が最もT字に近い」というのが大きな特徴。
T字愛好家には嬉しいポイントですね。
また、「電動シェーバーの中で唯一逆剃りも可能」という点も魅力的です。
上記から深剃りにはかなり強そうに見えました。
もちろん良いことばかりでなく、微妙な点もあるので以下にまとめます。
日立の良いところ | 日立の微妙なところ |
---|---|
剃り心地が最もT字に近い | ロータリー式で 剃るのにコツが要る |
電動シェーバーで唯一 逆剃りも可能と謳ってる | 洗浄機ではなく 乾燥機なのでしっかり洗えない |
LED光による乾燥機で除菌も可能。 サイズもコンパクト。 | 乾燥機にかけてる間、 同時に充電ができない |
ロータリー式という唯一の強みは魅力的だったんですが、「洗浄機でしっかり洗えず、乾燥機中は同時に充電できない」というのが個人的にかなり残念なポイントでした。
過去にシェーバーで肌荒れを起こした経験があるため、シェーバーを清潔に保つことはかなり重要視していたんです。
そうなると、乾燥機で除菌できるとはいえ、それでは不十分に感じたんですよね。
これが理由で日立は選択肢から外れてしまいました…
ただ、「T字剃刀の使い心地は好きだけど、シェーバーに変えてみたい」という方には一番おすすめできそうなメーカーです。
フィリップス
フィリップスはオランダの電機メーカー。
シェーバーの形が他のメーカーと全然違うのでインパクト大きいですよね。
シェービング方式も回転式という他メーカーとは全く異なる方式となっています。
内刃が回転することでヒゲをキャッチします。
広範囲のヒゲが剃れることや、肌に優しいのが回転式の大きな強みです。
微妙な点も以下に挙げておきます。
フィリップスの良いところ | フィリップスの微妙なところ |
---|---|
主要メーカーで 最も肌に優しい | 剃るのにコツが要る |
広範囲に剃れてまばらに 生えるヒゲも剃り残しが少ない | 広範囲に剃るので デザインヒゲなどは難しい |
刃が自動研磨してくれて オイルを挿す必要がない | 深剃りが苦手 |
調べて分かったのは、「フィリップスにしかない強みが多く、弱点らしい弱点は深剃りし辛いことだけ」ということ。
特に「刃が自動研磨する」というのは驚きました。
これまでパナソニックを使っていて、オイルを挿すのは当たり前だと思っていたので…
ただ、ネット上ではやっぱり深剃りし辛いという意見が結構目立ちました。
絶対深剃りしたいという人じゃなければ、フィリップスはかなり有力な選択肢になると思います。
選ばれたのは、フィリップス
ここまで長々と考えてきましたが、
ぼくが購入したのはフィリップスでした。
他メーカーと比べても、フィリップスしかない優位性が非常に多いように感じましたね。
理由を纏めると以下でしょうか。
先ほどのメーカー比較では触れませんでしたが、ヒゲスタイラーもかなり魅力的でした。
ヒゲスタイラーというのは、こんな感じでヘッド部分をトリマーに付け替えることができるもの。
長さを0.5〜5mmで調整可能で、もみあげも剃れるんですね。
これまではもみあげ用の安いシェーバーも別に持っていたのですが…
これでもみあげ用シェーバーを断捨離できるのが、小さいけどすごく嬉しいポイントでした。
フィリップスの中でもS9731A/33を購入した理由
ちなみに、ぼくが購入したのはS9731A/33という機種。
フィリップスのラインナップは大きく分けて以下のようになっています。
- シリーズ9000
- シリーズ7000
- シリーズ6000
- シリーズ5000
大雑把な違いとしては、
「数字が大きい方が深剃りしやすく、少ない方が肌に優しい」
といったところ。
ぼくは深剃りを優先したいのでシリーズ9000から選ぶことにしました。
シリーズ9000のうち、現行機種で洗浄機付きに絞り込むと、以下の2択になります。
価格差はおよそ¥8,000。
上位機種(A9731)はヒゲスタイラー&洗顔ブラシが付属しています。
ヒゲスタイラーは単品で¥3,000、洗顔ブラシは¥2,000。
そして、回転スピードの3段階設定も可能。
この差を見て、ぼくには¥8,000の価格差を埋めて余りあると感じました。
こんな理由で、S9731A/33を購入したのでした。
シェービングは紳士の嗜み
冒頭にも述べましたが、パナソニックを購入したときにはほとんど何も考えずに購入しちゃっていました。
しかし今回に関しては、色々調べたり店員さんにもお話を伺ったりできたので納得できる買い物が出来たと思ってます。
メンズの身嗜みにおいて、髭剃りは必要不可欠な行為。
シェーバーにも拘りたいものですね。
フィリップスに行き着くまで長かった分、これから使うのが非常に楽しみ。
まずは、回転式の剃り方に慣れるかどうかが第一関門でしょうかね。

以上です。
ご覧いただきありがとうございました。
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