一人暮らしでブラーバを使っている理由|ルンバよりおすすめ

ブラーバアイキャッチ画像
目次

一人暮らしにお掃除ロボット、どう?

最近、お掃除ロボットが時短家電として注目を集めていますね。

たしかに家事の手間を浮かせてくれるのは非常に魅力的。

そこで一人暮らしでも導入を検討しているという方も多いんじゃ無いでしょうか。

しかし心配なのは、
「一人暮らしでも上手く活用できるのか?」ってこと。

部屋は狭いし、
それほどゴミが出る訳でもないし、
そもそも安い金額で買える訳でもないし。

こうして考えると「必要ないのでは?」とも考えてしまいそう。

しかし、ぼくの場合は。

一人暮らしでブラーバ

今のところ、一人暮らしでお掃除ロボットを買って良かったと思っています。

そんな訳で今回は、
「一人暮らしでお掃除ロボットのブラーバを使うメリットデメリット、実際に使った感想」をお伝えしていきますね。

ルンバとブラーバの違い

お掃除ロボットを買おうとすると、まずルンバとブラーバの2種類から選ぶことになります。

  • ルンバ
    →吸引掃除機(吸う)
  • ブラーバ
    →床拭き掃除機(拭く)

箒と雑巾くらい違うので全くの別物

一般的にお掃除ロボットと言うと、吸引掃除機であるルンバをイメージされる方が多そうです。

片やブラーバは、ルンバがやってくれない拭き掃除を担当。
水拭きを自動でやってくれるのが魅力です。

役割が違うのでどちらも一長一短。

普通にいくと、「掃除機=吸う」という考えでルンバを選びそうなところですが…

ぼくは、一人暮らしではブラーバの方が良いと考えたのです。

一人暮らしでブラーバを選んだ理由

なぜそのように考えたのか。

その理由としては以下の3点です。

一人暮らしでブラーバがおすすめな理由
  • 一人暮らしでは細かいゴミしか出ない
  • 手頃なサイズ感
  • 駆動音が静か

一人暮らしでは細かいゴミしか出ない

一人暮らしで出るゴミなんて、埃や髪の毛など細かいゴミがほとんど。

そういったゴミはクイックルワイパーで十分取れちゃいます。

実際、掃除はクイックルワイパーだけで済ませてる、という一人暮らしの方も多いんじゃないでしょうか。

「じゃあ拭き掃除機のブラーバでいいよね」というのがぼくの持論。

勿論、大きなゴミなどが出ることもあると思いますが…
日常的なお掃除であれば、クイックルワイパー&ブラーバで済ませられると考えたのです。

手頃なサイズ感

ルンバに代表されるロボット掃除機は総じてサイズが大きめ。

一人暮らし向けの機種でも、30cm以上の大きさで、重さも3~4kgくらい。
一人暮らしの部屋は基本的に狭いので大きいと圧迫感が出ちゃいます。

対してブラーバは、どの機種も20cm程度重さは約2.0kg。
お手頃なサイズ感でお部屋で圧迫感が生まれることもありません。

この点もブラーバを一人暮らしの方にオススメできる理由でした。

駆動音が静か

知人の家でルンバが動いてるとこを見たことがあるんですが、気になったのはその音量。

「ブオォ」と大きい音で賃貸住みの方だと下の階に響きそうなくらい。
お掃除ロボットでご近所トラブルなんてのはさすがに避けたいところ。

その点、ブラーバは駆動音がかなり静か

スイスイ滑るだけなので、
床下に響くといったことはほぼ無いでしょう。

ブラーバの機種比較と購入品

以上の理由から、ぼくは一人暮らしでブラーバを導入することに決めました。

が、実はブラーバにも3種類のシリーズがあるみたい。

ブラーバの機種一覧
  • mシリーズ
  • 300シリーズ
  • 200シリーズ

 ブラーバの機種

それぞれ違いがあるので、
それを簡単にご説明しておきます。

Braava mシリーズ

最新機種はBraava jet m6(執筆時点)

現状におけるブラーバのフラッグシップモデル

特徴は何といっても高機能であること。

  • 自動充電機能
  • スマートスピーカー対応
  • ルンバと連携可能
  • スケジュール機能(決まった日時に動かせる)

スマート家電の魅力的な機能が盛りだくさん。
これらは今のところブラーバの中でもmシリーズにしか備わっていません。

「外出中に勝手に拭き掃除しておいてほしい」といった使い方をしたいなら、こちらを購入することになります。

しかし、欠点として…

  • 価格も¥69,880とかなりお高め
  • 市販シートは装着不可。

他の機種の2倍近い価格なので、購入を検討する際は本当に必要か考えてから慎重にいきたいところです。

Braava 300シリーズ

最新機種はBraava 390j。(執筆時点)

ブラーバの中では真ん中のグレードにあたります。

一番の特徴は、市販のお掃除シートが使えるということ。

他の2機種はメーカー純正のシートしか使えず、ランニングコストが高額になってしまうのですが、390jの場合は市販シートで代用できるので気にせずガンガン使えるのが大きなメリットです。

ただし、その代わりに水を吹き出すジェット機能がありません。

また、先述のmシリーズのようなアプリ連携機能などは非対応。
スケジュール機能なども無いので、自分で動かしてあげる必要はあります。

Braava 200シリーズ

最新機種はBraaba jet 250。(2021年2月現在)

ブラーバにおけるエントリーモデル。
最も安くて小さいです。

しかし、

  • 市販シートは使えず、純正シートのみ
  • カレンダー機能もなし

と、目立つ特徴はありません。

他の機種と違いを比較してから、200シリーズに備わってる機能のみで問題ないという場合に選ぶとよいでしょう。

簡単なスペック比較

それぞれのスペックを簡単な表にしてみました。
参考になれば幸いです。

機種

Braava Jet m6


Braava 390j


Braava Jet 250


価格(税抜き)

¥69,880

¥39,880

¥29,880

寸法

幅270mm

奥行252mm

高さ90mm

幅244mm

奥行き216mm

高さ79mm

幅178mm

奥行170mm

高さ84mm

重量

2.2kg

1.8kg

1.2kg

掃除面積

ウェットモード

60畳

ドライモード

60畳

ウェットモード

20畳

ドライモード

56畳

ウェットモード

12畳

ドライモード

15畳

スケジュール機能

×

×

ジェットスプレー

×

市販シート装着

×

×

アプリ対応

×

ぼくが選んだ機種

それぞれの違いを比較して検討した結果、ぼくはBraava390jを選びました。

その理由は、何といっても市販のシートが使えること。

わざわざ純正のシートを購入して都度補充するのはさすがに億劫ですし、そのシートも1枚でおおよそ100円と割高。

さすがに運用に無理があるだろう、と。

スケジュール機能やスマートスピーカー対応といった機能があるフラッグシップモデルm6シリーズとは最後まで悩みましたが、「これらの機能はブラーバでは恩恵をあまり受けられないんじゃないか」と考えたんです。

と言うのも、ブラーバは拭き掃除機なので動かす前にシートを付ける必要があるんですよね。

例えば毎週水曜12時に自動で動かすように設定したとしても、水曜12時になる前にシートをわざわざ付け替えておかなきゃなりません。

それならその場で動かしちゃうよね、という考えなのでした。

Braava 390jの特徴

ここから購入したBraava390jの詳細を見ていきます。

まずは本体の上からの外観。

braava 390j

その他の面も。

Braava390jの外観

サイズ感は以下の通り。

Braava390kjのサイズ感

充電ドックもありまして、
これに載せるだけで充電できます。

Braava390jの充電ドック

そして取り付けるクリーニングパッドは2種類あります。

ブラーバのクリーニングパッド2種類

一つは純正のシートを取り付けるためのウェットクリーニングパッド。

ウェットクリーニングパッド

給水口にメーカー純正の洗浄剤を入れて、水拭き掃除できます。

ウェットクリーニングパッドの吸水口

取り付けるのは専用のクロスです。
これに洗浄剤が染み込むようになってます。

ブラーバの専用クロス

そしてもう一つのパッドが、
市販シートを装着できるクリーニングパッド。

Braava390jのクリーニングパッド

このゴム部分に挟むだけ。
市販のお掃除シートは基本的に何でも使えると思います。

市販シートをクリーニングパッドに装着

ぼくは市販シートしか使ってないので、このクリーニングパッドしか使っておりません。

また、NorthStarキューブというブラーバへ経路案内するための司令塔みたいな役割の箱もございます。

BraavaのNorthStarキューブ

「これを使わないとしっかり掃除できない」と説明書に記載があったんですが、正直効果のほど不明。

まぁ一応使っているヤツ。
良い置き場所がなかったのでカーテンレールの上に載せちゃっております。
本当は机の上に置くのが良いらしいので、多分使い方間違ってます。

カーテンレールの上のNorthStarキューブ

ちなみに、ドライモードとウェットモードでブラーバの進行方向が変わります。

乾拭きのドライモードは真っ直ぐ。

水拭きのウェットモードはジグザグ。

一応使い分けてますが、
別にウェットシートでドライモードを使ってもそんなに変わらないような気はします…

実際に使って良かった点

ここからは、ぼくがブラーバを実際に使ってみて良かったと感じた点をお伝えしていこうかと思います。

まとめると以下の通り。

ブラーバを実際に使って良かったところ!
  • 意外と綺麗になる
  • お掃除シートでガンガン使える
  • 狭いとこでも入り込んで掃除してくれる
  • 勝手にお掃除してくれる

意外と綺麗になる

ブラーバを検討している方が最も気になるのは、「ちゃんと汚れは落とせるの?」ってことじゃないでしょうか。

この疑問への回答としては、「軽い汚れなら問題なく綺麗になる」といった感じ。

空拭きシートは毛や埃といった細かいゴミはしっかりキャッチしてくれます。
(汚いので軽くモザイク)

ブラーバで掃除したドライシート

ウェットシートも黒くなってます。
軽い汚れなら取ってくれてそうです。
(こちらも軽くモザイク)

ブラーバで掃除したウェットシート

ただ、市販のシートだとさすがにこびり付いた汚れは落ちないのが正直なところ。

イメージ的にはウエットシートで床を優しく撫でてるイメージ。
「そりゃ落ちないよね」って感じです。

メーカー純正の洗剤を使えば洗浄力はアップしますが、それでも強い汚れはブラーバは期待できそうにありません。

なので、「全ての汚れをブラーバで落とす!」みたいに考えてると肩透かしになりそうです。

お掃除シートでガンガン使える

やはり想定していた通り、390jの市販シートを装着できる点は非常に良かったです。

コストを気にせずガンガン使えるので。

市販のシートを装着可能

むしろ、純正シートは高額なので使うのに躊躇っちゃいそう。

一応純正のパッドを使えば使い回すこともできますが、毎回洗濯するのはさすがに面倒ですよね。

専用クロス

やはり市販シートを使える390jを選んだのは正解だったと思ってます。

狭いところでも掃除してくれる

サイズが小さいので狭いところにも入り込んでくれるのは良かったですね。

高さが8cm程度なので、少しでも高さがあれば家具の下でも掃除可能。
ベッドの下とかね。

ルンバだとサイズが大きくて入れない場所も多いんですよね。

これはルンバに勝ってるポイントだと思います。

勝手にお掃除してくれる

お掃除ロボットなので当たり前ですが、一度スイッチをオンにすれば勝手に掃除してくれます。

日常のお掃除の負担が減ったのも良かった点。
浮いた時間を他の活動に当てられています。

いくらあっても時間が足りない現代社会において、お掃除ロボットが持て囃される理由が分かった気がします。

イマイチだと思った点

逆にイマイチだと思った点もありました。

それが以下。

イマイチだった点…
  • 強い汚れは落ちない
  • シートを取り付けるのが手間
  • 持ち手の場所が微妙
  • バッテリーの消耗が早い
  • よくモノを倒される

「強い汚れは落ちない」については先述した通りなので割愛。

他の点を詳しくお伝えします。

シートを取り付けるのが手間

まず微妙に思われる方が多そうなのが、
シートをいちいち付け替えるのが面倒臭いということ。

スイッチを押せば勝手に動いてくれるとはいえ、そのスイッチを押すまでがちょっと手間で億劫…

シートを取り付けるのは手間

人によっては掃除機をかけたり手で掃除した方が早い、なんて考えちゃうかも知れません。

ルンバだとこういった手間は掛からないので、ブラーバ特有のデメリット。

買う前から分かってたことですが、実際に使ってみて実感することもありますね。

持ち手の位置が微妙

このBraava390j、持ち手の位置が微妙なんですよね。

ブラーバの持ち手の位置が微妙

このブラーバも持って運ぶ部分のことを指してます。

何が言いたいかっていうと、充電ドックに置く側に持ち手が付いてるので、置く時にわざわざ持ち替えないといけないのです…

Braavaを置く時に面倒

すごい細かいですが地味にストレス。
これはどうにかならなかったのかなーと思いますね…

バッテリーの消耗が早い

バッテリーの消耗が意外と早いという点。

ブラーバのバッテリーを5円で開ける

ブラーバ390jのバッテリー

週に3〜4回程度動かしてた程度ですが、およそ1年くらいでバッテリーが保たなくなっちゃいました。
満タンまで充電しても1回も掃除できず充電切れしちゃう程。

しかも価格がやけに高い。
メーカー純正だと¥8,200というお値段ですからね…

さすがに1年しか保たないバッテリーにこの価格は出せません。

アイロボット公式オンラインストア
4449273 床拭きロボット ブラーバ300シリーズ用 バッテリー ブラーバ 300シリーズ対応の交換用バッテリー。9,020円(税込)。全品送料無料。最大3時間で充電完了します。稼動時間が著しく短くなったときに交換してください。クレジッ...

ってことで適当なメーカーのバッテリーを買って付けてみました。
約¥2,000とリーズナブル。

今のところ全く問題なし。
なので、バッテリーはメーカー純正じゃなくてもOKだと思ってます。

しかしバッテリーが1年しか保たなかったのは意外。
コレはお伝えしておきたいポイントなのでした。

ラグや足の低い家具があると微妙

ブラーバは拭き掃除機なので、ルンバと違ってラグの上などは掃除できません。

また、当たり前ですがブラーバの高さよりも足が低い家具がある場合は、その下に潜り込むことができません。

なので置いてある家具によっては効果を発揮できないので、人を選ぶ家電かとも思いました。

よくモノを倒される

サイズは小さいブラーバですが、意外と力はあるようで。

たまにモノを動かしたり倒したりされるんですよね…

マキタの掃除機

例えば、スタンドに立てかけたマキタの掃除機なんかはしょっちゅう倒されてます、

倒れやすい家具家電などがある場合は注意が必要そうです。

感想まとめ

以上を踏まえて、ぼくがブラーバを他の方にオススメするなら。

「かなりライフスタイルに左右される家電ですよという伝え方になると思います。

  • ラグを置いてたら使えないし
  • 足の低い家具があれば隅まで掃除できないし
  • シートを付け替えるのも少し手間だし

実際に使うことをしっかりイメージしてから購入しないと、後悔するパターンも多そう。

がしかし、少なくともぼくの場合は「本当に買って良かった」と思っています。

ブラーバ買って良かった

気付いた時にスイッチオンにして、気付けば床がサラサラになってるのはすごく気持ちが良いです。

ぼくの部屋は家具も少ないので隅まで掃除してくれるし。
むしろブラーバの為に足が低い家具は置かないように意識してます。

ただ、シートを取り付ける手間は正直面倒くさい、と思うこともあったり…
もしかしたらいずれルンバも導入しちゃうかもですね。(一人暮らしで贅沢過ぎ?)

ロボット掃除機もどんどん進化してるようなので、いずれ良いものがあればまた検討したいところです。

NV

以上です。
ご覧いただきありがとうございました。
よければ他の記事もあわせてご覧ください。

目次