J.M.Weston 641 Golfの修行期間を終えてのサイズ感について

J.M.Weston 641 Golfの修行の感想記事のアイキャッチ画像
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一生忘れない日

2019年8月。
一生忘れないであろう一大イベントがありました

過去にも記事にしていますが、J.M.WestonのGOLFを購入したことです。

初めて購入した、10万円を超える革靴。
当然、その思い入れも強くなります。

購入してから約半年、
その間に感じたことや思ったことがたくさんありました。

特に、購入時に長い時間悩み抜いて選んだサイズは正解だったのか。
そして、JMWESTONのいわゆる『修行期間』を終えてどうだったか。

今日はそういった話をしようかと思います。

修行期間。

まず前提として、J.M.Westonの革靴はタイトなフィッティングで有名です。

そのため、履き馴らしの頃は万力締めとも言われるほどのキツさ。

その期間を修行期間と呼び、それを終えて足の形に馴染んだ頃に、最高のフィッティングが待っているそうな。

ぼくは購入前にその話を聞いて「痛いのは嫌だ…」と思いました。(素直)

なので、購入時には店員さんにその旨伝えて、ギチギチのタイトフィッティングは避けたのでした。

サイズは8/c。(/=ハーフの表記)
実際、試着時には丁度いいサイズ感でした。


試着時の写真

にも、関わらず。

これがなんと、実際に履いてみるとキツくて痛かったのです…

1日中、外を出歩こうものなら、帰りにはヒョコヒョコ歩きになってしまうほど。
ギリギリ脱がなくても耐えられる範囲ではありましたが…

その目尻にはうっすら涙を浮かべ…

試着の時からガチガチにタイトにしてる人はどんだけ痛みに強いんだ…と戦慄したものです。

修行は…終わった…?

ぼくがゴルフを履いていた頻度は、おおよそ週に1回程度。
加えて、最初の2ヶ月くらいは 近所のコンビニくらいまでしか履かず。

ゆっくりと足に馴染ませることを意識していたが故です。

そんな修行期間を過ごしながら、約半年が経過。

だんだんと馴染み、ストレス無く履けているように思います。

その感覚を覚えたのが12月くらいなので、半年経たないくらいで馴染んでくれたように思います。

さすがに朝〜晩まで歩きっぱなしだとキツそうですけども。

ただ、この馴染む期間は人によって変わります。
特に、体重や足の重心で左右されがち。

参考として、ぼくは体重60kgで着用頻度は先述の通り。

J.M.Westonの修行期間で苦しめられている方へ。
ゴールの一つの基準としてどうぞ。

サイズ選びの結果と判断基準。

J.M.Weston Golfは、購入した後にサイズが合ってるか迷う方が非常に多いそうな。

先述の修行期間がある故、あまりにキツくて、「間違えたサイズを購入したんじゃ…」という思いが脳裏をよぎり、手放してしまう人少なくないらしい。

そして、サイズ選びで悩みに悩んだぼくはと言えば。

結論から言うと、適性なサイズを選べていました。
(とっても嬉しい。)

なぜそう判断できたのかと言うと、J.M.Westonの店員さんに、実際に履いている革靴の状態を見てもらって、そのお墨付きをもらえたから。

いくつもの、色んな状態のJ.M.Westonの革靴を見てきた人が言うんだから、これ以上信頼できるものはないですね。

そして、その際に履き込んだ後にサイズが適正か判断するポイントを2つ教えて貰いました。

せっかくなので、それをお伝えしようと思います。

①フットプリントで判断する。

サイズが適切かどうか、判断するポイントその1。

フットプリントと正式に呼ぶかわかりませんが、調べた限りではそう呼ぶのが適切っぽい。

靴を履き込んでいくと、インソールにつく足跡のことです。


こんなの。

この足跡も、購入した革靴が自分の足に合っているかどうか判断基準になるそうな。

ぼくが一番悩んでいたのは、この左足のフットプリント。

これつま先当たってない??

実際、履いている時にも少し当たっているような感覚がありました…
ただ、ギリッギリで当たってないようにも見えます。

ちなみに右足はこんな感じ。

つま先には割と余裕がありそうです。

しかし、自分ではこの足跡が正常なのか判断がつかない。

わからないことがあるとすぐにGoogle検索する習性があるアラサー男子。

しかし、このフットプリントとサイズの関係にかんする情報があまり見つかりませんでした。(検索方法が悪いかもしれない)

そこで、やはり餅は餅屋、J.M.WestonはJ.M.Weston屋。

店員さんに判断してもらうことにしたのでした。

そこで、純正のシューキーパーを購入した際のついでに、自分のフットプリントについて店員さんに伺ったところ、

「これなら問題ない。適性サイズです。」

とのこと。

このとき、本当に安心したのを覚えています。

「腹痛で病院に行ったら、重い病気を疑われて胃カメラ突っ込まれたけど、只の腹痛だった」ときと同じ程の安堵感でした。

そこから、更に店員さんに詳しくお話しを伺うことに。

通常、革靴には「捨て寸」と呼ばれる革靴特有のつま先の余裕があります。

しかし、J.M.Westonの代表的なモデルであるゴルフやローファーは、その捨て寸がほとんど無い造りになっているそうな。

なので、このくらいのフットプリントであれば許容範囲らしい。

むしろ、気になるのは小指とのこと。

小指の跡が6〜7割くらいですね。
これは横幅がキツメのときに起こるそうな。
「じゃあ、やっぱりサイズ合ってないの…?」となりそうですが。。

革靴は横幅のタイトさについては、履き込む内に馴染んで広がってくれます。

それを考慮すると、この程度なら問題ないそうです。

店員さんなんかは、半分しか小指の跡が無いそうな。
なんてストイックなのだ。

②履き皺の入り方で判断する。

サイズが適切かどうか、判断するポイントその2。

履き皺も、サイズが適性かどうか見るべきポイントになるそうな。

新品だと見られないポイントですね。
(新品に皺が入るような試着の仕方は絶対に駄目ですよ)

ぼくの履き皺も見て頂きましたが、特に気になるポイントは無いそうです。

じゃあ変な履き皺ってのはどんなのかというと。

革靴の側面に、亀裂が入ったような、靴底まで一直線の皺が入るそうです。


これはセーフ。

ただ、サイズが大きいとき、小さいときのどちらの場合なのかを聞き忘れちゃいました。

でも、普通に考えると多分サイズが大きいときにそうなるんじゃないかな、と思います。
(靴のスペースが大きい方が靴が大きく曲がりそうですもんね。)

迷っている方への指針に

革靴のサイズ選びは本当に難しい。

人の足の形って、人それぞれで本当に違います。
それでいて、一つの木型に合わせるっていうのが無理な話。

加えて、革靴という靴の特性上、履いていく内に革が柔らかくなることも、その難しさに拍車をかけます。

何の判断基準も持たずに、履き心地だけでサイズが適切かなんて判断できないですもんね。
そこで神経質になってしまうのが一番辛い。

自分がこれまでそういった経験を数多くしてきて、非常に苦しい思いをしてきたので…

「革靴のサイズ選びに悩まれている方の指針になればいいなぁ」、という思いがあったのでした。

J.M.Westonのゴルフにフォーカスして、ピンポイントな話にはなってはしまいましたが。

有名ブランドの代表的なモデルということで、今後ゴルフを購入される方は山ほどいらっしゃるはず。

そんな方に向けて、参考になる情報を提供することが出来ていれば、幸いでござます。

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