【賃貸OK!】スタンドバーを使って、自転車の壁掛けハンガーをDIYしてみた

賃貸でも、自転車を壁に掛けたい
先日、新しく折り畳み自転車を購入しましたが、盗難や劣化防止のため室内保管することにしました。




しかし、20平米未満の部屋では置き場所に困るので「壁に掛けたいなー…」と思ったんですが、賃貸では簡単に取り付けできない。。
どうにかできないもんか…と調べてみたところ、原状回復可能な『STAND BAR(スタンドバー)』なるものを発見。
賃貸OKで壁面収納が作れる「STAND BAR」なるものを発見したので、自転車ハンガーを作ってみたら、なんか「これじゃない」感じになってしまった。 pic.twitter.com/GwBEcxNw9Y
— konomito (@konomito_428) September 23, 2022
ツイートの通り、原状回復可能な自転車ハンガーをDIYしてみたので、今回はその方法や自転車が逆さまになってる理由など語ります。


STAND BAR(スタンドバー)とは
スタンドバーは、アイワ金属株式会社が発売している、壁面DIY用のアイテムです。


価格 | 4P:約¥900 6P:約¥1,200 |
耐荷重 | 4P使用、柱2本で50kg 6P使用、柱2本で70kg |
使える場所 | 石膏ボード壁 木壁 |
売ってる場所 | ホームセンター、amazon、楽天 etc |
1×4材といった木材と組み合わせて、様々な使い方ができます。
ギターハンガーを作ってみたり。
衣類ハンガーを作ってみたり。
壁面の棚を作ることだって可能。
使うパーツの数によりますが、耐荷重が50kgくらいあるので、アイディア次第で用途は無限大です。
仕組みとしては、壁と木材にパーツを取り付けてそれらを引っ掛けるという感じ。


ピンの穴は小さくて簡単に埋められるので賃貸でも問題なく使えるというわけです。


賃貸OKの壁面DIY用アイテムといえば、天井と床に木材を突っ張らせる「ラブリコ」「ディアウォール」なども有名ですね。
こちらは「突っ張らせるだけ」というお手軽さが魅力です。
ラブリコなどと比べると、スタンドバーには以下のようなメリットデメリットがあります。
- 床に突っ張らせる必要がないので、より省スペース
- 天井までの長ーい木材を用意しなくていい
- 天井の高さに依存しないので、引っ越しても使い回しできる
- 設置の手間が多く面倒
個人的にはスタンドバーの「床がより省スペース化できる」「引っ越し後も使いまわせる」という2点を魅力に感じたので選んだ次第でした。
用意したもの
というわけで、本題。
スタンドバーを使って、賃貸のお部屋に自転車用ハンガーを作っていきます。
公式でも例としてあるので、完成イメージはこんな感じですね。
まずは、今回用意したものをご紹介します。


スタンドバー6P
まずは主役、スタンドバー本体。
耐重とか木材の幅を考えて6セットを購入。




各パーツを細かく見てみます。




















自転車ハンガー


amazonでテキトーに探して見つけたやつ。
折り畳み自転車が引っ掛けられそうな、幅が狭いタイプを選びました。
また、このバイクハンガーはアンカー?で取り付けするタイプだったんですが、ネジで取り付けた方が簡単そうだったので別途ネジをホームセンターで購入してます。




2×6材




公式では1×6材を使ってましたが、「1バイ材って薄いし大丈夫なの?」と謎に心配した結果、2×6材にしました。(多分普通は1×6材で大丈夫だと思う)
amazonでちょうどいいサイズがあったので、送料はかかりましたがこちら↓を購入。


ミルクペイント


木材をあまり目立たせたくなかったので、壁と同色の白で塗ることに。
軽く調べたところ、このミルクペイントってやつが楽に塗れそうだったので選びました。


合計金額
ちなみに、合計金額はざっくり以下の通りでした。
スタンドバー 6P | ¥1,200 |
ミルクペイント | ¥800 |
2×6材 | ¥1,870(送料込み) |
自転車ハンガー | ¥3,400 |
取り付け用ネジ | ¥100 |
合計金額 | 約 ¥7,370 |
木材を近場で調達できれば、もっと安上がりになると思います。
実際に取り付けていく
では、実際にスタンドバーをDIYしていきましょう。
自転車ハンガーの場合は↓こんな感じで取り付けます。


パーツの取り付け間隔は以下↓。


木材にミルクペイントを塗る
まず、2×6材にミルクペイントを塗ります。


また、背面は普段見えないし面倒だったので塗りませんでした。(雑)
2×6材にスタンドバーを取り付ける
スタンドバーに木材側パーツを取り付けます。
取り付ける位置に目処をつけて、


ドリルで穴を開けて、


ネジで取り付けします。


こんな感じ↓になりました。


2×6材に自転車ハンガーを取り付ける
木材に自転車ハンガーを取り付けます。
これもドリルで穴を開けて


ネジ留めします。


こんな感じ↓になりました。


壁にスタンドバーを取り付ける
壁にもスタンドバーの壁側パーツを取り付けていきます。
まず、壁側パーツを木材側に取り付けて壁に一回押し込みます。




この際、このトゲみたいな部分も一緒に装着しておくこと。


すると、トゲによって目立たない小さい穴が壁にできます。


これを目印に、壁にパーツを取り付けていく感じ


取り付け時の注意点としては、目印が穴だけなので極端に傾かないようにすることでしょうか。
自分の場合、目視でまっすぐになるようつけましたが、問題なく装着できました。ホントは水平器とか使った方がいいと思いますが…面倒だったので…(ズボラマン)
そしてピンを押して取り付けていく…


しかし、ピンの数が多くてしんどかった…


取り付けの楽ちんさは、やっぱり突っ張らせるだけのラブリコの方が上ですね…
そんなこんなで、無心でピンの取り付けが終わったらこんな感じ↓になりました。


そしたらあとはパーツ同士をドッギングさせるだけ。




完成…アレ?
って感じで、スタンドバー自体の取り付けは完成!


横から取り付け部分を見るとこんな感じ↓。


壁からの隙間は約1cmほどでした。


安定感もバッチリ。


これなら自転車を乗せても問題なさそう。
というわけで自転車を実際に乗せていきます!


…ん?


…アレ?


…えっ、乗せられないんだけど。。
というのも、我が愛車「DAHON K3」はフレームの下にケーブルが張り巡らされており、干渉してうまく乗せられないんです…


一応認識はあったんですけど、「まぁなんとかなるやろ」と楽観視してたんですが…まさか…?
いや、無理矢理のせることもできたんですが、重心が偏って乗せられなかったり、ケーブルが絡まって取り出しにくいなど実用性に欠けたり。。さすがに微妙だなと。


しかしここまでやっておいて「ダメでした…」は許されないので、試行錯誤しまくった結果…


「逆さまにしたら乗せられるじゃん!」と気付いたです。だせぇ!
フレームにつけたABUSの鍵が干渉してますが、これは大丈夫っぽい。


「K3」を壁掛けしようと調べたら全然情報がなかったんですけど「こういうことだったのかな…」と少し理解できた次第。そもそも14インチの折り畳み自転車を壁掛けしよう、って人が少ないのかも?
まぁ見栄えは悪いんですが、、落ちることもなく安定してるので、これで良しとしておきます。
あぁ…"DAHON K3オシャレディスプレイドヤ顔ルームツアー計画"が…
まとめ:賃貸の自転車の室内保管にぜひ
以上、スタンドバーで自転車ハンガーをDIYした話でした。
実際に取り付けてみた感想としては、以下の通り。
- かなりしっかりしてて安定感がある
- 賃貸でも壁面収納が安心して作れるのが良い
- 木材が床から浮いてて省スペースで嬉しい
- DIY苦手な自分でもできたので、それほど難しくないと思う
- ただし工程は多く取り付け作業は大変
ぼくの自転車だと逆さまにしか置けないというプチトラブル(?)はありましたが、「自転車を壁に掛けたい」という当初の目的は達成できましたね。
一般的な自転車であれば普通に置けるでしょうし、賃貸で自転車を壁に掛けたいならスタンドバーはオススメできそうです。



以上です。
ご覧いただきありがとうございました。
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