【レビュー】ティファール アクセススチームフォースを購入|ピュア、プラスとの比較あり

ティファールの衣類スチーマーアクセススチームフォースのアイキャッチ画像
目次

また、買ってしまった

ハンガーに掛けたまま服のシワを伸ばせる便利さが人気の、衣類スチーマー。

メーカーの選択肢は多々ありますが、ぼくはティファールの衣類スチーマーの熱狂的ファンでして、新機種が出るたびに購入してきました。

そしてこの度、機能もデザインも魅力的な新機種が発売されましたので、またまた購入。

ティファールのアクセススチームフォースを黒背景で撮影

歴代衣類スチーマーの最強クラス、「アクセススチームフォース」。今回はこちらについてご紹介します。

ティファール アクセススチーム フォースについて

こちらがアクセススチームフォース(の箱)。

ティファール アクセススチームフォースの箱

商品スペック

カンタンな商品スペックは以下の通り。

価格¥15,600
重量約1,160g
サイズ130×141×283mm(W×D×H)
スチーム量平均約23g/分
水タンク容量185ml
付属品アタッチメントブラシ、スチームボンネット
立ち上がり約25秒
連続運転時間約8分
定格消費電力1,400W

詳しい比較は後ほどしますが、従来機種「プラス」のスペックからほぼ全てアップグレードされていますね。

開封の儀&付属品紹介

それでは、開封していきます。

ティファール アクセススチームフォースの開封その1
ティファール アクセススチームフォースの開封その2
ティファール アクセススチームフォースの開封その3

付属品はこんな感じでした。

ティファール アクセススチームフォースの付属品

付属品は以前の機種「プラス」からドアフックが無くなりましたね。まぁ個人的には全然使わなかったのでいいんですが。。

ブラシとドアハンガー
↑この右のパーツがドアフック

あと注意点?として、新品でも給水タンクに水滴が付いてることがあるらしいですが、動作確認によるもののため問題ないとのこと。amazonレビューなどで指摘されてる方がいらっしゃったので、一応。

本体の写真

本体の様子をしっかり写真でお伝えします。

本体の外観全体はこんな感じ。

ティファール アクセススチームフォースの外観全体

スチームの噴射口はこんな感じ。

ティファール アクセススチームフォースのスチーム噴射口

ボタンは以下の通り。
長押しでの「3倍スチーム」モードが追加されています。

ティファール アクセススチームフォースのボタン

給水タンクはここ。

ティファール アクセススチームフォースの給水タンク
ティファール アクセススチームフォースの給水タンクその2
ティファール給水タンクの注水口

電源コードは3メートルと長め。取り回しには困らないと思います。

ティファール アクセススチームフォースの電源ケーブルの長さ

マジックテープも付いていて収納もしやすい。

ティファール アクセススチームフォースの電源ケーブルのマジックテープ

付属品のパッドは二つ。

ウールなど毛足の長い衣類の毛を起こしながらスチームをあてられる、アタッチメントブラシ。

ティファール アクセススチームフォースの付属パッド アタッチメントブラシ
ティファール アクセススチームフォースにアタッチメントブラシを装着

シルクなどデリケートな素材を熱から守る、スチームボンネット。

ティファール アクセススチームフォースの付属パッド スチームボンネット
ティファール アクセススチームフォースにスチームボンネットを装着

ただぼくの経験上、アタッチメントブラシは全く使いませんでしたね…笑。代わりに、服を熱から守れるスチームボンネットを常に装着しております。

写真を見た時から薄々気付いてましたが、本体に関しては旧機種の「プラス」と全く同じっぽいですね。

アクセススチーム フォースの特徴

ここではアクセススチーム フォースの特徴について触れていきます。

圧倒的なスチーム量

ティファールの衣類スチーマーの最大の特徴は、なんと言ってもスチーム量の多さ

スチームが多いことによって、以下のようなメリットがあります。

  • より服のシワを伸ばしやすくなる
  • 防菌・防臭効果をより期待できる
  • 殺ダニ効果が得られる(他メーカーでは防ダニ効果まで)

他メーカーでは約16g/分くらいが相場であるところ、今回の「フォース」はスチーム量が平均23g/分と、歴代機種の中でも最強なのです。

実際にスチームを出してみました。

3モードあるので、まずは威力が弱いデリケートモードから。

↑デリケートモード

お次はターボモード。

↑ターボモード

そして、ターボモードボタン長押しで噴射する3倍スチームモード。

↑3倍スチームモード

まぁわかってましたが、やはりかなり強力なスチーム量です。

この動画で威力の強さは伝わらないかもしれませんが…以下画像のような、業務用くらいのデカい衣類スチーマーですら27g/分なんですよ。

つまり、この「フォース」は家庭用のサイズでありながら業務用に近い威力を誇るということ。もちろん家庭用メーカーでは敵なしです。

ティファール アクセススチームフォースのスチーム量
部屋がスチームまみれになるほど強力

スチーム量が多ければ多いほどシワが伸ばしやすくなりますし、防菌防臭効果もより期待できますので、ティファールを選ぶ理由としては十分すぎるポイントだと思います。

給水タンクが多い

衣類スチーマーのスペックで意外と重要なのが、給水タンクの容量。

ティファール アクセススチームフォースの給水タンクを手に持った画像

これが少ないと、すぐにスチームが切れちゃって何度も給水するハメになって、かなりストレスになります。

Panasonicのコンパクトな衣類スチーマーだと給水容量115mlとかで、過去に使ってたこともありましたがすぐに水が切れちゃって、結構ストレスだったんですよね…

その点ティファールは185mlとしっかり容量がありますし、先述の通りスチームが強くシワがすぐ伸びるので、給水のストレスを感じたことはほぼないですね。

給水タンクを満タンにした容量
↑満タン&タンクを含めた重量

「ノワール」のデザインがカッコいい

昨年に「ピュア」を購入したこともあって、正直今回の「フォース」は見送ってもよかったんですが…それでも購入したのは、デザインがカッコ良かったから

ティファール アクセススチームフォース ノワールのデザインがかっこいい

このブラック1色のデザイン、クール過ぎる…

ただこの「ノワール」というカラー、実はティファール直営店の限定カラーでして、WEBでは購入することができません。

ティファール アクセススチーム フォースの直営店限定カラーノワール

しかしほぼ一目惚れで購入を決意、発見した週末には直営店へ足を運んだのでした。

ちなみに旧機種の「プラス」でもノワールカラーはラインナップされておりまして、そちらは価格抑えめで在庫もありそうだったので、選択肢の一つとしてアリだと思います。(ぼくはせっかくだし…ってことで最新のフォースを選びました)

やっぱり本体は思い

ティファールの衣類スチーマーの口コミでも多く言われていることなんですが、本体が重いのはウィークポイント。

重量が1,160gと、他メーカーに比べて一回りくらい重いんですよね。

ティファールアクセススチームフォースの電源コードを含まない重量
↑電源コードを含んでいない本体重量

ただこれは圧倒的スチーム量とのトレードオフだと思っていて。

強力なスチームですぐに服のシワを伸ばせる、つまり衣類スチーマーを持ってる時間は短いという捉え方もできます。

なのでここは人それぞれの好みかなーと。個人的にはすぐにシワが伸ばせる方がいいので、本体重量に関してはそれほど気になっておりません。

フォースを使ってシワを伸ばしてみる

「何はともあれ実際に使ってみよう」ということで、こちらの白シャツにスチームを当てていきます。

MARKAWAREの白シャツに衣類スチーマーをあてる

愛用してる『MARKAWARE』の白シャツです。

オックスフォードなのでビジネスシャツよりも肉厚でシワが残りやすい生地になっています。

MARKAWAREの白シャツにわざとシワシワにする

わざとシワを作って、どれくらいシワが伸びるのか試してみました。

ティファール アクセススチーム フォースで白シャツのシワを伸ばす

で、仕上がりはこんな感じ。

MARKAWAREの白シャツのシワをアクセススチームフォースで伸ばした

比較してみるとこの通り。

MARKAWAREの白シャツにアクセススチームフォースを使ったビフォーアフター

目立つシワが伸びて清潔感ある仕上がりになってくれました。

ただ、厚い生地特有の深めのシワはちょっと残ってしまってますね。

白シャツの深めのシワは衣類スチーマーでは厳しい
頑張ったけど伸ばせなかった

オックスフォードシャツのこういったシワは、アイロンでのプレスがないとさすがに厳しそうです。

あとついでに、厚めのチノパンもスチームしてみました。

MARKAWAREのシワシワのチノパン
こちらもMARKAWAREのチノパン
MARKAWAREチノパンのシワの画像
シワシワです
MARKAWAREのチノパンにアクセススチームフォースでスチームをあてる
しっかりスチーム

で、結果は以下の通り。

MARKAWAREのチノパンのシワをスチームで伸ばした

ビフォーアフターは以下の通り。

MARKAWAREのチノパンのスチームビフォーアフター

生地がしっかりしているチノパンでもシワを伸ばせましたね。裾あたりの仕上がりがちょっと甘いですが、まぁ許容範囲。

で、実際にフォースを使ってみた感想としては以下の通り。

  • 起動してからの立ち上がりが従来機種より早い
  • スチームの量はやっぱり強い
  • スチームの出力が安定している(従来機種では水が吹きこぼれたりしてたけど、それもなし)

ひとことでまとめると、「今までのティファールの衣類スチーマーの完成度を高めた版」みたいな印象。これは頼りになりそうです。

ピュア、プラスとの比較

手元に他の衣類スチーマーもあるので、そちらと比較してみます。

ティファール衣類スチーマーの旧機種「プラス」と「ピュア」

昨年発売された「ピュア」と、旧機種の「プラス」です。(右の水色がピュア、左のネイビーがプラス)

スペックを表で比較すると以下の通り。(優れている項目に○をつけてます)

スクロールできます
商品名フォースピュアプラス
価格¥15,600¥14,640¥6,940
重量約1,160g約1,100g約1,220
サイズ130×141×283mm130×170×280mm130×141×283mm
スチーム量約23g/分約22g/分約20g/分
水タンク容量185ml200ml185ml
付属品アタッチメントブラシ、スチームボンネットクリーンパッド、ベルベッドパッド、スチームボンネット、香り付けタブレット、パッドケーヅヘッドカバー、ブラシ、ドアフック
立ち上がり約25秒約25秒約40秒
連続運転時間約8分約9分約9分
定格消費電力1,400W1,400W1,200W
※価格は家電量販店の執筆時点での価格を記載しています

それぞれスチームを出した様子も動画にしてみました。

動画で伝わるかわかりませんが…
フォースのスチームが一番強く安定していて、ピュアは強いけど不安定、プラスは他に比べるとやはり劣る、といった印象です。

上記の比較をぼくなりの解釈でまとめると以下の通り。

  • 価格(コスパ)重視なら…
    →プラス
  • 強くて安定したスチーム量が欲しいなら…
    →フォース
  • パッド、香り付けなどオプションが欲しいなら…
    ピュア

あと個人的な意見を述べておくと、
ぶっちゃけ大抵は旧機種のプラスで満足できると思いますね。

理由としては、
価格差に対して付加価値が見合ってない気がするから。(¥10,000近く差があるのは確認してからビビりました…)

スチーム量が劣るといっても「プラス」も十分強力ですし、ピュアに付属してるパッドや香り付けもどれだけ使うか…って考ると、これらに「¥10,000払うか?」ってのは首を傾げちゃうところです。

とはいえ価値観は人それぞれですし、実際ぼくもデザインで「フォース」を買って満足してるので…笑。参考程度にどうぞ。

まとめ:ぼくの生活必需品です

以上、「アクセススチーム フォース」のレビューと他機種の比較など語ってきました。

今回の内容をまとめると以下の通り。

  • 「フォース」はやっぱり歴代最強のスチームでした
  • ノワールの見た目カッコ良すぎ…直営店まで行って良かった…
  • タンク容量が多くて給水回数が少なくて済む
  • やっぱり重い…けどすぐにシワ伸びるから捉え方次第
  • 価格で選ぶならプラス、機能も十分
  • ピュアはパッド類、フォースはスチーム量に魅力を感じるならアリ

衣類スチーマーをここまで買う人は本当に稀だと思うんですが、ぼくの生活には絶対欠かせないアイテムなんですよ。

清潔感あるファッションを目指しているので、服のシワは許せない存在。。それを強力スチームで簡単に伸ばせるティファールは本当にありがたい存在。

スチーム量が追いつかない限り、他メーカーの衣類スチーマーは使う気にならないんですよね。そのくらいティファールのスチームは圧倒的なんです。

ティファールのどの機種を選ぶか?は上で触れた通り人それぞれ好みだと思いますが、、今回の「フォース」の最強スチーム量はぜひ体験してみてほしいです。

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