ぼくが絶対に部屋干しする理由と、臭い対策

部屋干し臭対策のアイキャッチ画像
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部屋干しで臭くなったことないよ

ぼくはどんなに晴れていても絶対に部屋干しするようにしています。

こんな話をすると、
必ず聞かれるのが「洗濯物臭くならないの?」ってこと。

たしかに部屋干しって臭くなるイメージありますが、ぼくはしっかり対策しているので臭くなったことないんですよね。

肌着を部屋干しする画像
こんな感じで、部屋の隅で干してる

そこで今回は、
ぼくが実践している"部屋干しでも臭くならないための対策"について語ります。

絶対に部屋干しするのはなぜ?

臭い対策の前に、"なんで絶対に部屋干しするのか?"について。

服を守るため

結論としては「服を守るため」って言い方になるかと思います。

外干しだと、服は様々なダメージや汚れに晒されることになるんですよね。

  • 紫外線
  • 花粉
  • 排気ガス

服のことを考えてあげるなら、
やっぱり室内の日陰干しが良いんです。

「せっかく綺麗に洗濯したのに、都会の空気に晒すのはなぁ…」みたいなプチ潔癖症を発揮してたりもありますが…笑

ただ他にも考えられるメリットはいくつかあって。

  • 防犯にもなる
  • 時間を気にせず干せる
  • 冬場は部屋の加湿にもなる(気持ち程度…)

とにかく言いたいのは、
「部屋干しは良いことだらけなんですよ」ってことでした。

臭くなるのはなぜ?

ただ冒頭お話しした通り、「部屋干しは臭いがどうしても気になる」という方も多いはず。

しかしそもそも"なんで部屋干しは臭くなるのか?"って話ですね。

モラクセラ菌が悪い

部屋干しのあの独特な臭いは、「モラクセラ菌」という雑菌が原因だそうな。

モラクセラ菌のイメージ画像
出典:https://www2.ctv.co.jp/news/2019/07/08/57137/index.html

「モラクセラ菌」とは生乾き臭の原因とされる菌で、最近、大手洗剤メーカーなどが発見。
人の口や鼻などの粘膜に存在し、洗濯物に付着すると水分や皮脂などをエサにしてフンを出します。そのフンが臭いを発していたのです。

https://www2.ctv.co.jp/news/2019/07/08/57137/index.html

モラクセラ菌の特徴としては以下の通り。

モラクセラ菌の特徴
  • 乾燥や紫外線に強い
  • モラクセラ菌が残った衣類が濡れたり、皮脂の量が増えると水分とともに揮散して臭いを発する
  • 熱に弱い(60度以上で殺菌可能)

つまり「洗濯して濡れたまま放置してると臭くなる」ってことなので、乾きにくい部屋干しが格好の餌食というわけ。

しかし特徴を知っていれば対策は簡単。

"熱を加えて、早く乾かす"
ってことを守ればOKなんです。

「部屋干し臭」への対策

じゃあ「具体的にどうやって部屋干し臭を対策するか?」について語ります。

ぼくが心掛けているのは以下の方法。

部屋干し臭への対策6選
  1. 洗濯機の蓋は常に開けておく
  2. 洗濯物は風通しの良い場所に
  3. 定期的に洗濯機の洗浄剤を使う
  4. 早く乾かす
  5. 熱湯で洗う
  6. アイロンやスチームの熱で殺菌

1.洗濯機の蓋は常に開けておく

濡れたまま洗濯機の蓋を閉めておいたりすると中で雑菌が繁殖していくので、洗濯後は蓋を開けておくようにします。

洗濯機の蓋を開けておく画像
洗濯物は直接入れないようバスケットを配置

ドラム式の場合は蓋を開けておくと通路の邪魔になるので、洗濯後は乾燥モードで槽乾燥します(メーカーもそのように推奨)

「いつも洗濯〜乾燥まで全部やっちゃう」という方なら意識する必要はないんですけど、乾燥不可な服もあるはずなので、覚えておくとよいでしょう。

しかし毎回洗濯物を取り出してから槽乾燥をかけるのは面倒。。ぼくはこういった点が苦手でドラム式は避けるようにしてます。

2.洗濯物は風通しの良い場所に

脱いだ服はすぐ洗濯できないなら、風通しの良い場所に置いとくのがベター。

汗をかいた肌着を風通し悪い場所に放置してたらめっちゃ臭くなりますからね。。(学生の頃、汗まみれの体操服を詰めたロッカーとかヤバかった思い出)

脱いだ服を全部ハンガーに掛けるとかは非現実的なので、ぼくはワイヤーバスケットに入れてます

ワイヤーバスケットに洗濯物を入れる画像
見た目が良くないのが悩み

これなら「濡れたまま状態」をある程度緩和できるのでオススメ。

ワイヤーバスケットじゃなくてもOKですが、錆びにくくて色落ちしない素材のものを選ぶといいと思います。

3.定期的に洗濯機の洗浄剤を使う

洗濯機そのものを洗うことも忘れずに。

洗い方については別の記事で紹介した通り、専用の洗濯槽クリーナーを使うのがオススメ

頻度としては3ヶ月に1回くらいがベストらしいですが、ぼくは半年に1回くらいできればいいかな〜と思っています。(前回洗った時は1年も間を空けちゃってた…)

4.早く乾かす

濡れてる時間が長いほど雑菌が繁殖するのなら、「早く乾かす」ことも有効であるのは間違いない。

最近は色々と便利なものがありますからね。

  • 浴室乾燥機
  • サーキュレーター
  • 除湿機

など、自身のスタイルに合ったものを使うとよいでしょう。

ぼくは以前までシャープの衣類乾燥除湿機を使っていたんですが、先日寿命を迎えてしまったので「新しく何か買おうかなー」と思ってるとこ。

シャープの衣類除湿乾燥機

今気になってるのはバルミューダのサーキュレーター。

バルミューダのサーキュレーター
出典:https://amzn.to/3pnLvsY

ちょっとお値段は張りますが、見た目オシャレだしバッテリー付属でコードレスなのが良いな〜と。いずれ買いたいヤツです。

5.熱湯で洗う

先述した通りモラクセラ菌は熱に弱いので、お湯で洗うのも非常に効果的(60度以上でモラクセラ菌は殺菌できます)

海外ではお湯で洗濯するのは当たり前らしいんですが、日本ではその文化はないですよね。

ただやっぱり、定期的にお湯で洗濯するのは必要かな〜と思っています。(おじさんになった今、かなり実感中)

洗濯物をケトルの熱湯で洗う画像

色落ちとか気にしないものなら、酸素系漂白剤を入れるのもおすすめ

すでに臭くなったものでもすぐ取れるし、色んな用途で使えるので、とりあえず持っておくとよいです。

6.アイロンやスチームの熱で殺菌

アイロンや衣類スチーマーで熱を加えるのも非常に効果的。

ティファールのアイロン「アクアスピード」
ティファールの衣類スチーマー

特にアイロンは超高温でプレスするので、臭いへの効果をめっちゃ実感できます。

アイロン・衣類スチーマーともにティファールを愛用中。衣類スチーマーは過去に散々語ってきてるので、興味があればご覧ください。

まとめ:少し手間でも、臭いより

今回ご紹介した方法はどれか一つだけやっても意味なくて、全部ひっくるめて意識しておく必要があることは伝えておきたいです。

「面倒だなぁ…」と感じるかもですが、
やっぱり服が臭いってのは印象最悪ですからね…

洗濯後は臭わなくても、汗をかくと途端に臭くなるってのはありがち。汗臭いのはちゃんと服が洗えてないからかも。

ファッションをテーマにしているブロガーとしては、「オシャレ云々以前に服の臭い対策くらいはしてもらいたいな〜」とも思うのです。

ちなみに、
「もっと洗濯のことを知りたい!」という方は以下の本がオススメ。

今回ぼくが記載した内容はもちろん、「お洗濯」への理解がめっちゃ深まったので、興味ある方は是非。

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