美しいデザイン、ハーマンミラーのモニターアーム「FLO MONITOR ARM」をレビュー

モニターアームもデザインにこだわりたい
先日DELLの32インチモニターを購入しましたが、使っている内に「やっぱりモニターアーム付けたいなぁ」という気持ちが強くなってきました。
そこで良い感じのモニターアームを見つけたので、ご紹介します。


ハーマンミラーの「FLO MONITOR ARM(フローモニターアーム)」です。


「FLO MONITOR ARM」について
腕みたいな形状で、取り付けるとモニターを自由自在に動かせるモニターアーム。色んなメーカーのものがありますが、鉄板はエルゴトロンのやつ。


「昨今のおしゃれデスクには必ずコイツがある」と言っても過言ではなし。なので安直にこのエルゴトロンを買っても良かったんですが。。
ぼくが選んだのは、冒頭お伝えした「FLO MONITOR ARM」でした。
ショップによってメーカー名が『ハーマンミラー』か『CBS』と表記が変わりますが、中身は一緒です。(CBSはハーマンミラーのグループ会社らしい)
「FLO MONITOR ARM」の主なスペックは以下の通り。
価格 | ¥36,740 |
重量 | 3kg |
サイズ | 奥行き: 523mm 高さ:343mm |
可動域 | 鉛直方向可動幅(水平面に対して垂直方向の可動幅) /343mm 水平方向可動幅 / 523mm 傾斜幅(モニターの角度調整) / +/-40度 回転幅 / 180度 |
カラー | ホワイト、ブラック、シルバー |
耐荷重 | 9kg |
見つけたきっかけは、神ノートとも呼ばれる以下の記事。


この中で「FLO MONITOR ARM」を"世界一美しいモニターアーム"と評されていて、「あ、欲しい」と分かりやすく影響を受けちゃったのでした。
エルゴトロンと比べるとお値段は2倍以上、、、ですが、
- 可動域はほぼ変わらず
- デスクの接地面が狭くスペースを取らない
- 細いアームがスマートでカッコイイ
と良いところもたくさん。
というわけで購入。
楽天で買ったんですけど、味気ない段ボールに入ってました。


開けたらこんな感じ。




各パーツの詳細は組立てながら説明していきますね。
組み立てるよ
組み立てが最初はちょっと分かり辛かったですが、クランプ部分(デスクに挟むとこ)だけ頑張ればあとは簡単でした。
まずはその難関、クランプを組み立てます。パーツは以下の通り。


パッと見で何が何やら分からないので、順に説明します。
まず①②のネジ部分。


これを③の穴に通して、六角レンチで締めます。


ただ②の丸い金属はネジが入るわけじゃなく、スポスポ抜けます。


①のネジを締めて、②の丸い金属を押して圧迫することでデスクにはめる仕様みたいです。(文章で説明し辛い…)
そして④⑤のパーツは、デスク上面と設置する部分。


この謎の金属は、装着の仕方で180度回転にするか360度回転にするかを選べるようです。


ぼくはなるべく自由に動かしたいので、360度回転できるように付けました。
これをクランプ本体に付ける。


しかしこれもちゃんとハマるわけではなく、ただ添えるだけ。さっきのパーツもそうですが、全体的にカチッとハマらず少し取り付け辛い印象でした。


そして最後に、⑥のパーツ。


これはただ上から乗せるだけのもの。見た目だけの飾りかな。


ここまできたらクランプをデスクに取り付け。
このクランプは、3段階で厚みが変えられるので、デスク天板によって止める箇所を変更します。


ぼくの天板は厚さ30mmで、一番下の穴がちょうどよかったです。真ん中だとギリ駄目でした。
で、あとはドライバーで締めていく。




これでやっと、クランプ側の取り付けが完了。これができたら8割くらい完成だと思います。
ここにモニターアーム本体を入れます。


クランプにただ挿すだけ。特に難しいことはなし。




あとはモニター側の準備。
まずはスタンドを取り外す。


VESAマウントを装着します。




そしたらモニターアームの取り付け部分に、上から滑らせて装着します。




これで全部の取り付けが完了。


普通にやればそれほど難しくないと思いますが、撮影しながらだったから疲れた…(ブロガーの宿命)
装着して使ってみるよ
装着してみて、改めてこの美しさにうっとり。






ケーブルを収納できるギミックもあって、背面をよりスッキリ美しく保ってくれます。






やっぱり嬉しいのは、デスクとの接地面の面積が狭いこと。
背面だけじゃなくデスク上もスッキリさせてくれます。


他に地味な便利機能として、モニターの重量によってアーム側の強さ?を調節できます。
↓のネジを六角レンチで締めて調節。


目盛がついてるので、調節具合を目視確認できます。


ぼくの装着してる32インチモニター「DELL U3219Q」はスタンド無しで重量5.8kg。大してモニターアームの耐荷重は9kgで、↑の目盛くらいがちょうど良かったです。
サイズ感については、カタログだと以下のような表記でした。


「どのくらい動くのか?」については、基本的に動かしたいと思った方向には動かせる、と思っていただいて大丈夫だと思います。






いやもう、本当に最高です。
感想=最高!
長いこと続いている在宅ワークでよく感じるのが、同じ姿勢でずっと作業してると疲れるってこと。
そこで「ちょっと姿勢変えたいな〜」ってときに、モニターアームがあればどんな姿勢でもサッと見やすい位置に持っていけるのが本当に素晴らしい。
もしモニターアームが無かったら「姿勢変えたい→モニター見辛い→休憩しちゃお…」という流れになっちゃうんですけど、このダラダラサイクルを防げるのは在宅ワークにおいて超重要ですね。
先日紹介した電動昇降デスクも当てはまりますが、こういうとこに投資するのは良いお金の使い方だな〜、とひしひし実感。
あと作業内容によってモニターの位置を変えたりね。
ブログ執筆などテキスト入力作業は近くに持ってきたり、画像編集とか動画鑑賞など全体を俯瞰して見たいときは奥に置いたり。
モニターを自由に動かせるのがこんなに良いものだとは…
「モニターアームなんて要らなくない?」とか思ってたこともあったんですが、実際使うとそんなこと言えないですね。お家でPC作業をヘビーにやってる方はモニターアーム付けると世界変わります。


そして今回の「FLO MONITOR ARM」は本当にルックスがお気に入り。
まぁモニターアームなんて作業中は隠れてるものですけど、「見えないとこにもデザインにこだわってる」っていう事実に快感を覚える笑。自己満の世界ですね。
この気持ちに共感できる方には、オススメできそうなモニターアームです。





以上です。
ご覧いただきありがとうございました。
よければ他の記事もあわせてご覧ください。